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東京シューレ江戸川小学校
2023年11月29日、東京シューレ江戸川小学校にて、不登校児童の受け入れ・支援に関する取り組みについてお話を聞いてまいりました。
概要の説明をお聞きしたのちに、質疑応答、学校の全貌を拝見しました。
2023年末時点で、現在日本の小中学校における不登校児童数は29万人にのぼると言われており、過去最多の人数となっています。
不登校生徒の内訳については、小学校が10万5112人、中学校が19万3936人となっております。(文部科学省より)
こうした状況を踏まえ、シューレ江戸川小学校では、「学校に行きたくない」「学校に行くのが不安だ」という児童を引き受けて、自由な教育のもと学校生活を送らせています。
愛知県でも、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置やその拡充、国に向けた予算編成の要求など実施しております、また小中学生向けのラインによる相談窓口を開設する等、不登校や悩みを抱えている子供たちが一人で抱え込まないよう、相談体制を整えられるように尽力しています。
しかし…これだけでは不十分であるとも思っています。
カウンセラーの活用は?SNSでの相談でどれだけの人が救えるのか?相談する一歩も踏み出せない子には?など…
シューレ江戸川小学校さんのような自由教育の元、子ども達がのびのびと教育を受けられるのは素晴らしいことだとも思いますが、全ての生徒を守れるわけではありません。依然として、子ども達の教育という分野は国を挙げて取り組んでいかなければならない課題となっております。
私も愛知県議会議員として、引き続き教育の分野には勢力を注いでいきます。
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